こんにちは、ギリさんです。
とある結婚式場と提携されている写真屋さんから、結婚式場の見本アルバム用の撮影依頼がきました。みなさんはどうしますか?
僕は絶対できません。
そのアルバムを見たお客様は、「こういう写真が撮れるんだ?」と、良くも悪くも思い浮かべるイメージは、そのアルバムのテイストになると思います。
写真が上手いとか下手とかじゃなくて、その後の対応するという責任が無い限り、僕にはできません。
自分たちに出来ないテイスト、自分たちと違う写真を他の会社・団体・個人のフォトグラファーに依頼してサンプルを作成し、依頼を受ける。
これはどうにも承認できません。
僕はゴーストライターにはなれません。
「その写真には、撮り手と写し手の人生が写る」
僕はそう考えます。そこをごまかす事はできません。
命削って撮影してるんです。
経営者的思考でも、クリエイター的思考でも承認できません。
お客様に説明できません。
新しい商品を作りたい!
新しい事にチャレンジしたい!
新しい風を吹かせたい!
・・・もちろん気持ちは解りますが、そう思うなら自社の努力でなし得るべきです。
自信をもって自分たちの写真で挑むべきです。
写真や商品を依頼する側も、そういった部分を考えた上で依頼するべきだと考えます。
「これ、だれが撮影されたんですか?」
そう訪ねるだけで、自分たちの一生のタカラモノの価値が変わります。